
『Call of Duty: Black Ops 7』(CoD:BO7)では、シリーズ最大規模となる大型アップデート「シーズン01」の内容が明らかとなり、マルチプレイヤー、ゾンビモード、キャンペーン・エンドゲーム、そしてついに『Call of Duty: Warzone』までがBO7に統合されることが公式に発表された。これにより、ゲーム全体のプレイ体験と進行システムが大きく変化し、CoD:BO7 アップデート史上もっともインパクトのある内容となっている。
今回のシーズン01では、新マップの追加、新モードの導入、大幅な武器・ロードアウト改修に加え、ゾンビ向けの新コンテンツ、キャンペーンの拡張、そして Warzone の完全統合といった“シリーズ横断型アップデート”が実施される。これらにより、プレイヤーはモードを跨いでXP・武器育成・バトルパス報酬などを共有できるようになり、遊び方の幅が過去最大に拡張された。
本記事では、発表された「シーズン01」アップデートの内容を マルチプレイヤー・ゾンビ・キャンペーン/エンドゲーム・Warzone統合 の4カテゴリに分け、公式情報をベースに詳細を整理する。各カテゴリの変更点をわかりやすく把握できるよう、表形式も活用しながら視覚的に理解しやすい形でまとめていく。
シーズン01の主なアップデート要素(一覧)


| カテゴリ | 内容 |
|---|---|
| マルチプレイヤー | 新マップ・新モード追加、武器・ロードアウト改修 |
| ゾンビ | 新ゾンビマップ、周回コンテンツ追加、新報酬ライン |
| キャンペーン/エンドゲーム | ストーリー進行の追加、Co-Op協力要素、エンドゲーム常設化 |
| Warzone統合 | ロードアウト共有、武器・装備の統合、Warzone新マップ導入 |
CoD:Warzone と CoD:BO7 の統合が持つ意味

今回もっとも大きなポイントは、WarzoneがBO7のエンジン・進行システムと完全連動する 点だ。
統合によって実現される要素
- BO7で育成した武器がそのままWarzoneで使用可能
- バトルパス・進行チャレンジが全モード共通
- ロードアウト構築の自由度が大幅に上昇
- Warzone側にBO7仕様の新マップが追加
- レジェンダリー報酬や設計図の共有
- モード間のプレイヤーローテーション活性化
これまで独立していた Warzone と BOシリーズのプレイサイクルがひとつに統合され、
“BO7を遊べばWarzoneが強くなり、Warzoneを遊べばBO7が強くなる”という双方向の補完関係が成立する。
シーズン01はいつ実装される?(日本時間)
FPSJPの報道によると、「シーズン01」は下記のタイミングで配信される:
- 日本時間:2025年12月5日午前2時(予定)
シーズン開始と同時に、全モード向けのコンテンツ追加が段階的に実装される。
アップデートの目的
公式情報とまとめ記事を照合すると、今回のCoD:BO7 アップデートは次の目的で設計されている:
- モード間の隔たりの解消(Warzone統合作業)
- ロードアウト・武器育成の共通化による遊びやすさの向上
- 競技性の強化(バランス改善・新武器・新マップ)
- 周回コンテンツの寿命延長(ゾンビ拡張)
- キャンペーンの“シーズン進行化”を促進
これにより、プレイヤーがどのモードをメインにしても進行が無駄にならず、「遊べば遊ぶほど恩恵がある」構造にアップデートされる。
マルチプレイヤーの主要アップデート

CoD:BO7の今回のアップデートで最も注目されるのが、マルチプレイヤーの拡張だ。
今回は新マップの追加、新モード“TAKEOVER”の導入、武器バランス調整、エイムアシストの仕様改善、そしてロードアウト拡張が同時に行われる大規模な更新となる。特に、前シーズンから課題となっていた武器の汎用性・ストリーク依存度・プレイヤー操作レスポンスなどが見直され、ゲームテンポと競技性の両面が改善されている点は大きい。以下では、各項目を分かりやすく整理しながら詳細に解説する。
新マップ・新モードの追加









まず最も目を引くのが、CoDシリーズで大人気マップ”Nuketown”の復活、そしてこれまでのCoD作品からたくさんのマップが復活!
そして、公式が“戦闘密度の向上”を目的に設計した新モード 「TAKEOVER」 の登場だ。TAKEOVERは既存の拠点制圧ルールをベースに、キルの影響力が高く設計され、より攻撃的なラウンド展開が生まれやすい。プレイヤーはラウンド中のスコア獲得ペースが上がるため、ストリーク発動のタイミングや陣取りの判断がより戦術的になる。
| 追加要素 | 内容 |
|---|---|
| 新マップ | 都市部・工場地帯・中規模屋内マップが追加され、近距離〜中距離戦の幅が拡大 |
| TAKEOVER | 拠点占領+キルスコアが影響するハイブリッドルール。ストリーク管理が重要に |
| マップ最適化 | スポーン位置の調整で“即死スポーン”が減少。戦線維持が安定 |
拠点型モードの人気が高いBO7において、この追加はゲームの流れを大きく変える可能性が高い。
武器バランス調整:SMG強化+AR万能性の抑制
シーズン01では、武器バランスに大胆な変更が入る。前期メタの中心だったARの火力と制圧力が適正化され、代わりにSMGの中距離性能が強化される。これにより、近距離はSMG、中距離はAR、遠距離はBRやSRといった、明確な距離別メタが形成されやすくなる。
| 武器種 | 調整内容 | 影響 |
|---|---|---|
| AR | 反動増加・威力曲線の再調整 | 中距離維持性能が低下し万能性が減少 |
| SMG | 中距離射程+命中精度の強化 | 近〜中距離での実用性が上昇 |
| LMG | 機動力を微弱体化 | 走り撃ち・即応性が低下 |
| SR & BR | 弾速やADS速度の微強化 | 遠距離の安定性が向上 |
特に SMGの中距離強化 により、これまで不利とされていた10〜25mレンジでの戦闘が安定し、選択肢の幅が大きく広がっている。
エイムアシスト仕様の改善
コントローラープレイヤー向けの改善として、回転型エイムアシストのペナルティが -35% → -25% に軽減された。これにより、敵との距離が中距離になる場面でも、過度に吸着しすぎることなく“自然な追従感”が得られるようになった。また、スライド・ダッシュ・ダイブといった高速移動アクション中のADS入力遷移が高速化され、可動部の硬直が軽減されている。
| 項目 | 変更内容 |
|---|---|
| 回転AA | ペナルティ緩和で追従性能が安定 |
| スライドADS | 入力遅延が短縮 |
| ダイブADS | 瞬間的に覗き込みが可能に |
| ジャンプショット | 揺れ・反動が軽減され照準が安定 |
BO7の高速ムーブに対して、プレイヤー操作がより一致する調整内容だと言える。
スコアストリーク:ドローンポッド弱体化
前シーズンで“強すぎる”と批判されていた ドローンポッド に大幅な弱体化が実施された。
攻撃時間が短縮され、与ダメージも減少し、ストリーク依存が強かった戦術が成立しにくくなる。
| 項目 | 旧仕様 | 新仕様 |
|---|---|---|
| 稼働時間 | 10秒 | 8秒 |
| ダメージ | 60 | 50 |
| 発動条件 | 回転が速い | チャージ時間が増加 |
| 対ジャマー耐性 | 低 | 改善されカウンターされやすい |
ガンプレイ比率が高まり、立ち回りで勝負しやすい環境へと変化している。
ゾンビモード:新マップとエンドゲーム強化が中心となる大型更新

シーズン01のアップデートでは、ゾンビモードに新マップ・新報酬・育成テンポの改善がまとめて実装される。Warzone統合が注目されている一方、ゾンビ単体の更新規模も大きく、周回プレイの快適性と報酬密度が明確に強化される。新たに追加される探索エリア、報酬システム、設計図(Blueprint)、そしてプレイヤー成長ルートの最適化が並行して行われるため、シーズン開始直後からコンテンツ量は大幅に増加する。以下では、今回のゾンビ向け大型アップデートをわかりやすく整理する。
新マップ「Vandorn Expanse(仮)」の追加と探索要素の拡張
シーズン01で実装される新ゾンビマップは、従来の“ウェーブ攻略”だけでなく、探索型エリアの拡張 が特徴となる。
プレイヤーは分岐ルートを経由して広いエリアを横断し、新ボスの討伐・特殊ゾンビの制圧・回収任務を同時に進められる。また、地形ギミックが増加し、戦線維持と移動ルート選択の重要度が高まる。
新マップのポイント
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| マップ構造 | 多層構造・地下施設・野外エリアの複合型 |
| 新ボス | 高耐久・特殊パターンの近接型ボスが登場 |
| 報酬 | マップ固有の設計図、XPボーナス、エキゾチック素材 |
| チームプレイ | 分担行動が重要、大型イベントの同時発生も |
探索型ゾンビが好みのプレイヤーには評価されやすい構成となっている。
迷彩チャレンジ・設計図の獲得テンポが改善
シーズン01のゾンビ向けアップデート では、迷彩チャレンジの条件が緩和され、設計図(Blueprint)の取得ルートも拡張された。
短時間での周回がしやすく、武器育成をゾンビで行うプレイヤーのペースが向上する。
迷彩・Blueprint関連の変更
| 項目 | 変更内容 |
|---|---|
| 迷彩解除条件 | 必要キル数の低減、連続キル条件の緩和 |
| 特殊ゾンビ討伐 | スポーン間隔と湧き位置を調整 |
| 設計図素材 | レア素材のドロップ率上昇 |
| 周回効率 | XP獲得が全体的に上昇し武器育成が容易に |
これにより、武器マスタリー進行の“壁”がひとつ減少した。
エンドゲームが恒常コンテンツに:周回制の改善
エンドゲームはこれまでイベント的に扱われていたが、シーズン01以降は恒常コンテンツ化される見込み。
プレイヤーはいつでも挑戦でき、クリア報酬も強化される。
エンドゲーム常設化の利点
- 初心者プレイヤーでも参加しやすい
- 深夜帯でもマッチングが安定する
- 武器育成・素材周回の主要なルートとして活用できる
- シーズンごとの装備更新に最適化される
エンドゲームはゾンビモードの“最終試練”として位置づけられるが、常設化によってプレイの選択肢が増える。
XP獲得・育成テンポの強化
ゾンビモードの課題だった XP の不安定さが改善され、武器XP・プレイヤーXPともに取得量が安定 し、周回効率が向上する。
XP調整内容
| 種類 | 変更点 |
|---|---|
| 武器XP | キル時の取得値が全体的に増加 |
| プレイヤーXP | 安定した基礎値が保証されるよう調整 |
| ボス撃破報酬 | XP・素材の両面で報酬が強化 |
| グループプレイ | XP分配効率の改善で協力プレイが有利に |
XP効率の向上は、マルチに戻る前の武器育成にも大きな恩恵をもたらす。
キャンペーン・エンドゲームの拡張 — 物語の継続と高難度コンテンツの常設化

シーズン01では、マルチプレイヤーやゾンビだけでなく、キャンペーン/エンドゲームにも大きなアップデートが入る。
CoD:BO7ローンチ時点でプレイヤーから評価が高かった「ストーリーミッションの演出」と「エンドゲームの挑戦性」を前提に、今回の更新では “物語の継続”と“繰り返し遊べる高リプレイ性コンテンツ” の両立が図られている。
FPSJPの情報でも「キャンペーンの追加任務」「エンドゲームの常設化」「高難度チャレンジ追加」が強調されており、
これらによって CoD:BO7 の“長期的に遊び続ける価値”がさらに強まることになる。
キャンペーン:新ミッション“CLASSIFIED OPS”の追加
シーズン01では、CoD:BO7本編と連動する追加キャンペーンミッションが実装される。
これらは「CLASSIFIED OPS」と呼ばれる短編形式の作戦で、ストーリーの裏側で動いていた作戦やキャラクターの視点を補完する内容になる。
新キャンペーンミッションの特徴
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 形式 | 1話完結型のショートオペレーション |
| ストーリー | 本編で語られなかった任務の再現・未公開作戦 |
| 操作キャラ | 一部キャラはBO7本編と異なる視点で進行 |
| 報酬 | XP・武器経験値・エンブレム・武器設計図 |
| 難易度 | 過去作「OPS」系のハード寄り難易度 |
特に、武器設計図が報酬に含まれることで、キャンペーンがロードアウト強化の導線にもなる点は大きなメリットだ。
エンドゲーム:常設化と新チャレンジで高リプレイ性へ進化
BO7ローンチ後から注目を集めていた“エンドゲーム”コンテンツは、シーズン01でさらに大幅な進化を迎える。
本来は期間限定ローテーションで公開されていたコンテンツだが、シーズン01から 常設化+新チャレンジ追加 によって“いつでも挑戦できる高難度エンドコンテンツ”へと仕様が変更される。
エンドゲーム更新ポイント
| 項目 | 旧仕様 | シーズン01 |
|---|---|---|
| アクセス方式 | 期間限定/週替わり | 常設化(いつでも挑戦可能) |
| 難易度構成 | 固定難易度 | 指定条件チャレンジによる難易度変動 |
| 報酬 | XP・装飾系 | 設計図・限定スキン・アタッチメント |
| クリア条件 | 固定ルート | デイリー&ウィークリーで変化する条件 |
| 周回効率 | 低め | 武器XP増強で高速育成が可能 |
これにより、
- 武器育成
- 設計図収集
- 高難度挑戦
という複数の目的でプレイでき、周回性が高まる。
エンドゲームの新チャレンジ分類
エンドゲームでは、プレイヤーの得意分野に合わせて3タイプのチャレンジが提供される。
チャレンジタイプ一覧
| チャレンジ種類 | 内容 |
|---|---|
| COMBAT TYPE | 制限時間内の殲滅・特定武器縛りなどFPSスキル特化 |
| STEALTH TYPE | 発見されずに侵入、サプレッサーのみ使用など潜入要素 |
| HARDCORE TYPE | 被ダメージ大幅増、HUD制限、弾薬制限などの高難度 |
特に“Hardcore Type”は上級者向けで、クリア報酬としてレア設計図が得られる可能性が高い。
ストーリー補完と継続性の強化
シーズン01のアップデートでは、キャンペーン・エンドゲームが連動する形で“BO7世界の裏側”を描く構造が作られている。
- キャンペーンで得た情報 → エンドゲームで絡む
- エンドゲームクリア後に追加カットが解禁
- 特定ミッション達成でゾンビモードの会話や背景説明が変化
このように、単一モードだけでなく“全モード横断的に物語が進む” 構造が盛り込まれている。
『Call of Duty: Warzone』統合 ― シーズン01最大の更新要素
シーズン01のアップデートでもっとも注目を集めているのが、シリーズの旗艦バトロワタイトル 『Call of Duty: Warzone』が正式にBO7環境へ統合されるという大型アップデートだ。
従来、各CoDタイトルとWarzoneは部分的に連動する形だったが、今回の統合は“別タイトル同士の共有”ではなく、BO7をベースにした単一の進行・武器システムへ完全統合される点に最大の特徴がある。
つまり、マルチ・ゾンビ・Warzoneの境界がさらに薄まり、ひとつの大規模なプレイエコシステムが成立する。
Warzone統合の主な変更点
今回のシーズン01更新で統合される要素は多岐にわたるが、プレイヤー体験に直結するものを整理すると、以下の内容が確定している。
クロスプログレッション(進行共有)
BO7で解放した武器レベル・アタッチメント・スキンが Warzone側でもほぼ同一進行で使用可能になる。
「育成が分かれる」というこれまでの問題が解消され、1つのプレイ時間がすべてのモードに反映される。
ロードアウト統合
- BO7で構築したロードアウト → Warzoneにも反映
- Warzoneのレシージョン武器 → BO7側でのレベル上げが可能
- 武器プレステージ(M.O.D中心のシステム)も連携予定
ロードアウトの“行き来”がスムーズになり、モードを横断して最適化できるようになる。
新マップ「Haven’s Hollow Resurgence」実装
Warzone側には、新規リサージェンスマップ 「Haven’s Hollow」 が同時追加される。
閉所の多い都心エリアに加え、視界が開けた港湾、地形差の大きい丘陵地など複数のゾーンで構成され、
BO7で強化された機動戦(スライド、ダイブ、ADS移行速度改善)との相性が良い設計になっている。
Verdanskの新エリア2種が復活
『Warzone』初期の象徴とも言える Verdansk に新エリアが追加/復活する。
- Signal Station
- Factory District
シリーズファンへの強烈なアピールでありながら、BO7の武器環境を乗せた“新しいVerdansk体験”が提供される。
統合によるメリット
Warzone × BO7 統合がもたらすメリットは非常に大きい。
1. プレイ進行が一本化される
武器育成・プレステージ・スキン解放など、
BO7で遊べば遊ぶほどWarzoneも強化される という循環が生まれる。
2. 新規/復帰プレイヤーが参加しやすい
統合により、
- 別タイトルの知識がなくても遊べる
- BO7の操作・武器バランスがそのまま適用される
ため、参加ハードルが大きく下がる。
3. コンテンツ寿命の延長
マルチ・ゾンビ・Warzoneが単一環境で回り続けるため、
シーズナルアップデートごとにプレイ人口が分散しない。
結果として 長期プレイに耐える大型ライブサービス へと成長する。
シーズン01アップデート総評:CoD:BO7 がシリーズ新時代へ突入する大型拡張
今回の CoD:BO7アップデート(シーズン01) は、単なる新シーズンの開幕ではなく、
シリーズ自体の“運営方針”と“遊びの構造”を刷新する歴史的な大型拡張だと言える。
特に、Warzoneとの完全統合 は本作における最も大きな変化であり、
マルチプレイヤー、ゾンビ、エンドゲーム、さらにバトロワまでが
共通の武器進行・ロードアウト・チャレンジ体系で結びつくことで、
これまで分断されていたゲーム体験がひとつのエコシステムへ集約された。
以下に、今回の大型アップデートによって明確に変化したポイントを整理する。
1. モードを越えた“共有進行”による遊びの自由度の向上
- Warzone と BO7 の武器・装備が共通化
- マルチで育てた武器をそのままバトロワで使用可能
- チャレンジ・ウィークリーミッションの横断的な進行が可能
- ゾンビの周回プレイがロードアウト育成ルートとして機能
従来の“モードごとに装備レベルがバラバラ”という問題を解消し、
プレイヤーが好きなコンテンツを選ぶだけで自然と進行が進む設計になった。
プレイスタイルの自由度はシリーズ過去最大だ。
2. マルチ・ゾンビ・エンドゲームの強化で“遊べる時間”が飛躍的に増加
シーズン01では、新マップや新モード、新武器が複数追加され、
ゾンビには新エリアと周回効率の改善要素、エンドゲームには常設イベントが導入されるなど、
モードの“寿命”を延ばすアップデートが徹底されている。
これにより、
- 「マルチは飽きたから今日はゾンビ」
- 「武器の仕上げだけやりたいからエンドゲーム周回」
- 「配信ではWarzoneを中心に遊ぶ」
といった“日替わりコンテンツ選択”が成立しやすくなった。
コンテンツ循環の最適化は、長期運営型タイトルにとって極めて重要な要素だ。
3. Warzone 統合によるコミュニティ人口の再集中
Warzoneは過去最大のプレイヤーベースを持つコンテンツであり、
BO7シーズン01での統合は、
新規ユーザーと復帰ユーザーの同時流入を強く後押しすることになる。
特に以下の点でコミュニティの活性化が期待されている:
- 新Resurgenceマップ「Haven’s Hollow」実装
- Verdansk新エリア追加でクラシック要素が復活
- BO7武器の参入によるメタゲーム刷新
WarzoneとBO7の間に強い接点が生まれることで、
プレイヤー人口の分散が防がれ、
結果としてマッチング速度と試合環境の安定にも寄与する。
4. バランス調整の方向性が“ゲームプレイの純度”に寄せられた
シーズン01に先立って行われたプリシーズンアップデートでは、
エイムアシストの挙動修正、SMG中距離の強化、ARの万能性抑制など、
競技性の向上を意識した調整が明確に打ち出された。
シーズン01によって武器環境はさらに変動する可能性があるが、
「単純な強武器時代」から脱却し、
- 技量
- 判断力
- 立ち回り
- コンテンツ間の知識(マルチ / ゾンビ / Warzone)
などが重要になる“複合的なメタ”へ移行することが期待される。
5. 今後の展望:シーズン02以降の拡張予測
シーズン01はあくまで大型統合アップデートの“第一段階”に過ぎない。
今後は以下の展開が予想される:
- 追加Resurgenceマップ
- BO7固有の新武器・新装備群
- エンドゲームの新シナリオ化
- ゾンビマップの拡大と高難度イベント
- Warzone側の大型イベント(ハロウィン / 年末限定 など)
コンテンツ拡張の方向性は明確で、
今後も“モード間の共通体験”をさらに強める動きが続く見込みだ。
まとめ
今回の CoD:BO7 アップデート(シーズン01) は、
CoDシリーズを単なるモードの集合体から、
“統合型のライブサービスゲーム”へと進化させる最初の大規模アップデートだ。
- Warzone統合
- マルチ/ゾンビ/エンドゲームの強化
- ロードアウト・武器進行の共有
- 調整頻度とコンテンツ量の増加
これらすべてが同時に実装されることで、
プレイヤーの選べる遊び方が圧倒的に増え、
CoD:BO7 はシリーズの新時代へ突入する。
シーズン01は間違いなく、
BO7を最も遊びやすく、最も続けやすい形へと引き上げる重要アップデート となるだろう。







