Nintendo Switch2が登場し、純正コントローラー(新型プロコン)も発売されましたが、「価格が高い」「もっと自分好みの操作感がほしい」という声も少なくありません。
そこで注目されているのがサードパーティ製コントローラーです。
サードパーティ製は、純正より安価なモデルや、背面ボタン・マクロ機能・独自デザインなど、純正にはない魅力や機能を備えた製品が多数あります。
しかし、製品によっては互換性や耐久性に差があるため、選び方を間違えると後悔してしまうことも…。
本記事では、Switch2に対応するサードパーティ製コントローラーの選び方と、で購入できるおすすめモデルを紹介します。
「純正以外の選択肢が知りたい」「コスパよく快適に遊びたい」という方はぜひ参考にしてください。
Switch2で使えるサードパーティ製コントローラーとは?

純正品との違い
サードパーティ製コントローラーとは、任天堂が製造・販売していない他社製のコントローラーを指します。
純正品(Switch2 Proコントローラー)との主な違いは以下の通りです。
項目 | 純正品 | サードパーティ製 |
---|---|---|
製造元 | 任天堂 | 周辺機器メーカー(8BitDo、PowerA、GameSirなど) |
価格帯 | 高め(8,000円〜) | 幅広い(3,000〜10,000円程度) |
機能 | 基本機能+任天堂独自仕様 | 基本機能+独自機能(背面ボタン、マクロ、連射など) |
サポート | 任天堂公式保証 | メーカー保証(期間・対応は製品ごとに異なる) |
純正は安心感が高く、任天堂の全機能に完全対応しますが、サードパーティ製は価格の安さや機能の豊富さが魅力です。
対応方式(有線/無線/Bluetooth)
Switch2に対応するサードパーティ製コントローラーは、主に3種類の接続方式があります。
- 有線接続(USB-C)
- 遅延がほぼなく、安定性が高い
- バッテリー不要
- 有線専用のモデルは比較的安価
- 2.4GHzワイヤレス(専用USBドングル)
- 無線ながら低遅延
- 安定した通信が可能
- 付属ドングルをSwitch2ドックのUSB端子に接続して使用
- Bluetooth接続
- ケーブル不要で手軽
- スマホやPCなど他機器でも使いやすい
- 無線の中ではやや遅延が出やすい
Switch2との互換性確認のポイント
サードパーティ製コントローラーを選ぶ際は、Switch2への正式対応が明記されているかを必ず確認しましょう。
特に発売初期は、Switch1対応モデルがそのまま使える場合と、ファームウェア更新が必要な場合があります。
確認すべきポイントは以下の通りです。
- 製品説明に「Switch2対応」や「Switch2互換」の記載があるか
- ジャイロセンサーやHD振動など、任天堂特有の機能に対応しているか
- 有線/無線どちらで使えるか
- ファームウェアアップデート手順やサポート情報が用意されているか
特に格闘ゲームやFPSでは、低遅延・安定接続のモデルを選ぶことで操作精度が向上します。
サードパーティ製コントローラーのメリット・デメリット
サードパーティ製コントローラーは、純正品にはない魅力がある一方で、注意すべき点もあります。
購入前に両面を理解しておきましょう。
サードパーティ製コントローラーのメリット
- 価格が安い
純正Proコントローラーが8,000円前後なのに対し、サードパーティ製は3,000〜6,000円程度から購入可能。
予備コントローラーや複数人プレイ用として導入しやすい。 - 独自機能が豊富
背面ボタン、連射機能、マクロ機能、可変スティック感度など、純正にはない機能を搭載している製品も多い。
例:GameSir T4 Kaleidは背面ボタン&カスタムライティング対応。 - デザインや形状の選択肢が広い
小型軽量タイプ、Xbox型グリップ、透明ボディ+LEDなど、好みや用途に合わせたモデル選びが可能。
サードパーティ製コントローラーのデメリット
- 任天堂公式の完全保証は受けられない
純正品のような任天堂公式保証はなく、メーカーごとの保証対応に依存する。保証期間は3か月〜1年程度が一般的。 - 互換性や機能対応に差がある
製品によっては、HD振動・ジャイロ操作・NFC(amiibo読み取り)などが非対応または制限付きの場合がある。
特に新ハードSwitch2対応は、ファームウェア更新が必要なケースもある。 - 耐久性に差がある
スティックのドリフトやボタンの接触不良など、耐久性はメーカーや価格帯によって大きく異なる。
長く使うなら、レビューや評判を事前に確認することが重要。
Switch2用コントローラーの選び方

サードパーティ製コントローラーは種類が多く、見た目だけで選ぶと「欲しい機能がない」「遅延が気になる」といった失敗につながります。
ここでは、Switch2対応コントローラーを選ぶ際に確認すべきポイントを解説します。
接続方式(遅延・安定性)
- 有線(USB-C)
→ 遅延がほぼゼロで安定性抜群。eスポーツや格闘ゲームなど入力精度が重要なジャンルに最適。 - 2.4GHzワイヤレス(専用USBドングル)
→ 無線でも低遅延で安定。
Switch2ドックにドングルを挿して使用。 - Bluetooth
→ ケーブル不要で便利だが、遅延や接続切れが発生しやすい。カジュアル用途向け。
FPSや格ゲーなど反応速度重視なら「有線または2.4GHz無線」がおすすめ。
ボタン配置・スティック精度
- 純正と同じ配置なら違和感が少なく、移行がスムーズ。
- スティックの精度(入力の細かさ)とデッドゾーン調整が可能なモデルは、エイムや操作性が向上。
- 格ゲー用途では、十字キーの押し心地や入力反応もチェック。
ジャイロ/振動/背面ボタンなどの機能
- ジャイロ操作:スプラトゥーンやゼルダなどで必須機能。
- HD振動:臨場感あるプレイが可能。非対応のモデルもあるため要確認。
- 背面ボタン:FPSやアクションで有利。割り当て変更可能なモデルがおすすめ。
- マクロ機能:連続入力や複雑なコマンドを一発で実行できる(大会では使用制限あり)。
重量とグリップ感
- 長時間プレイするなら300g前後の軽量モデルが疲れにくい。
- グリップ形状はXbox型・PlayStation型など好みによって選択。
- 手汗対策で滑り止め加工やラバーグリップ搭載モデルも◎。
互換性とアップデート対応
- 製品説明に「Switch2対応」や「Switch2ファームウェア」の記載があるか確認。
- ファームウェア更新が可能なモデルなら、将来的な互換性確保にも有利。
Switch2対応|おすすめサードパーティ製コントローラー4選(2025年版)
Switch2で使えるサードパーティ製コントローラーは、価格や機能、デザインに幅があり、純正にはない魅力を持っています。
ここではAmazonなどで購入可能なモデルを中心に、ゲーミング用途に適した5製品を厳選しました。
8BitDo Ultimate 2 Bluetooth Controller
特徴
- 接続方式:Bluetooth / 有線(USB-C)
- 背面ボタン×2搭載(リマップ可)
- スティック感度や振動強度をアプリで細かく設定可能
- 充電ドック付き(置くだけ充電対応)
メリット
- 純正プロコン並みの高精度スティックと安定した無線接続
- 背面ボタンや感度設定など、FPS・アクションゲーマーに最適なカスタマイズ性
- PCやスマホでも使用可能(マルチデバイス対応)
注意点
- 純正より若干重め(約250g)
- amiiboのNFC機能は非搭載
8BitDo All-Button Wireless Arcade Controller
特徴
- 接続方式:Bluetooth / 有線(USB-C)
- アーケードスティックのようなオールボタン配置
- 格闘ゲーム向けに最適化された低入力遅延設計
メリット
- ストリートファイター、鉄拳、スマブラなどの格ゲーで安定した操作性
- 背面スイッチで簡単に入力方式を切り替え可能
- 大型ボタンで誤入力が少ない
注意点
- サイズが大きく、持ち運びには不向き
- 一部の3Dアクションゲームでは操作に慣れが必要
8BitDo 64 Bluetooth Controller
特徴
- 接続方式:Bluetooth / 有線(USB-C)
- N64コントローラーをベースにしたデザイン
- ジャイロ操作・振動機能対応
メリット
- Nintendo Switch OnlineのN64タイトルで当時の操作感を再現
- 軽量設計(約230g)で長時間プレイも快適
- Switch2だけでなく、Switch1やPC、スマホでも利用可能
注意点
- 背面ボタンや高度なカスタマイズ機能はなし
- 現代的なボタン配置に慣れている人には最初やや違和感あり
8BitDo Bluetooth Adapter 2
特徴
- 接続方式:USBドングル(Bluetooth機器接続用)
- 他社製BluetoothコントローラーをSwitch2で使用可能にするアダプタ
- ファームウェアアップデートで新機種対応
メリット
- PS5 DualSenseやXboxコントローラーをSwitch2で利用可能
- 既に手持ちのコントローラーがある人は買い替え不要
- コンパクトで携帯性抜群
注意点
- 振動・ジャイロなど、一部機能は非対応になる場合あり
- 有線専用コントローラーは接続不可
よくある質問(FAQ)

Q1:Switch2でSwitch1用のサードパーティ製コントローラーは使えますか?
A. 多くのモデルは使える可能性がありますが、メーカーの対応状況を必ず確認してください。
Switch2は基本的にSwitch1の通信方式を引き継いでいるため、多くの有線・無線コントローラーが動作します。
ただし、発売初期はファームウェア更新が必要な場合もあるため、公式サイトの対応リストや更新情報を確認してから購入・使用するのが安全です。
Q2:サードパーティ製でもジャイロやHD振動は使えますか?
A. モデルによって対応状況が異なります。
8BitDo Ultimate 2やGuliKit KingKong Pro 2など、高性能モデルはジャイロ・振動に対応していますが、低価格モデルでは省略されていることもあります。
購入前に「ジャイロ対応」「HD振動対応」の表記を必ず確認しましょう。
Q3:eスポーツや格闘ゲームに向いているコントローラーは?
A. 入力遅延が少なく、操作精度の高いモデルが理想です。
- FPSやTPS → 有線接続または2.4GHz無線+背面ボタン付きモデル(例:8BitDo Ultimate 2)
- 格闘ゲーム → アーケード型や精度の高い十字キー搭載モデル(例:8BitDo All-Button Arcade)
Q4:安いサードパーティ製コントローラーは壊れやすい?
A. 価格と耐久性はある程度比例します。
低価格モデルはスティックやボタンの耐久性が低いことがあります。
長く使うなら、ホールセンサー採用モデル(スティックドリフト防止)や、レビュー評価の高いメーカー品を選ぶと安心です。
まとめ|Switch2はサードパーティ製で快適&お得にプレイ
Switch2対応のサードパーティ製コントローラーは、価格・機能・デザインの幅が広く、純正品にはない魅力があります。
背面ボタンやマクロ機能など、特定ジャンルのゲームで有利になる機能を搭載したモデルも多く、プレイスタイルに合わせて選べるのが最大の強みです。
今回紹介したポイントをおさらいすると…
- 純正品より安価で機能豊富なモデルが多数
- 接続方式(有線/2.4GHz/Bluetooth)で遅延や安定性が変わる
- ジャイロ・振動・背面ボタンなど機能面は製品ごとに異なる
- メーカー公式のSwitch2対応情報を必ず確認
コントローラーはゲーム体験を左右する重要なデバイスです。
ぜひ自分のプレイスタイルや予算に合った一台を見つけて、Switch2でのゲームをより快適に楽しんでください。
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