2025年6月5日に発売された Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ2)。
性能向上や新デザインが話題を集める一方で、見逃せないのが「保存メディアの仕様変更」です。
任天堂公式サポートによると、Switch2は従来のmicroSDカードではなく、
新規格の「microSD Expressカード」にのみ対応しています。
つまり、これまでSwitchやSwitch(有機ELモデル)で使っていたmicroSDカードは、
Switch2のスロットでは読み込めない可能性があります。
この記事では、任天堂公式発表をもとに
- なぜSwitch2はmicroSD Express専用になったのか
- 旧型microSDカードとの互換性・速度の違い
- 対応おすすめmicroSD Expressカード
をわかりやすく解説します。
「買ってからデータが移行できなかった…」というトラブルを防ぐためにも、
今のうちに Switch2対応ストレージの基礎知識 をしっかり押さえておきましょう。
Switch 2はmicroSD Expressカード専用って本当?
長年使ってきたmicroSDカードが、Switch 2ではそのまま使えないという話、実は公式に否定できない事実です。
任天堂のサポートページでは、以下のように明記されています:
以前 Nintendo Switch 本体で使用されていた microSD カードを Nintendo Switch 2 本体に挿入しても、デジタル ゲームや保存データを保存またはロードすることはできません。
出典:任天堂公式ホームページ
この一文が意味するのは、「従来のmicroSDカード(UHS-IやUHS-II規格)は、ゲームデータの読み書き用途では利用できない可能性が高い」ということです。
なぜ、このような仕様変更が行われたのか、次の節で少し掘り下げてみましょう。
microSDとmicroSD Expressの違いとは?
一見よく似た名前の「microSD」と「microSD Express」ですが、
実際には内部構造も転送速度もまったく別物です。
Nintendo Switch 2が新たにmicroSD Expressを採用したのは、
単なる互換性切り捨てではなく、明確な性能アップのためです。
接続規格の違い
従来のmicroSDカードは「UHSバス(Ultra High Speed)」を使うのに対し、
microSD Expressは「PCIe(Peripheral Component Interconnect Express)接続」に対応。
つまり、Switch 2ではSSDと同じ通信方式でデータを転送できるようになりました。
| 項目 | microSD(UHS-I) | microSD Express |
|---|---|---|
| 接続方式 | UHSバス | PCIe 3.1 ×1(NVMe 1.3準拠) |
| 最大転送速度 | 約104MB/s | 最大985MB/s |
| 電力効率 | 中 | 高(省電力設計) |
| 互換性 | microSD / SDHC / SDXC | microSD Express専用スロットのみ |
(出典:SD Association microSD Express Overview)
読み込み速度の差は約10倍以上
microSD Expressは理論値で約985MB/s。
これはSwitch(初代)や有機ELモデルで使われていたUHS-Iカード(約90MB/s)の10倍以上の読み込み速度に相当します。
大容量ゲームのロード時間短縮や、データ書き換え時の安定性向上に直結します。
特に近年のSwitch向けタイトル(ゼルダ、モンハン、マリオオデッセイなど)は
データサイズが数十GBに達しており、従来のmicroSDでは転送速度がボトルネックになっていました。
Switch2の高速バス仕様は、この問題を根本から解消します。
外観はほぼ同じだが互換性なし
外観サイズは従来のmicroSDと同一ですが、端子構造が異なります。
そのため、Switch2専用スロットに旧microSDを挿しても、
機器が認識できなかったり、書き込みエラーが起きる可能性があります。
つまり、「物理的には入るが、動作はしない」という状態。
この点を誤解して購入するユーザーが今後増えると見られています。
なぜ任天堂は新規格を採用したのか
- 高速化によってダウンロード版タイトルの展開を促進
- 読み込み時間短縮でモバイル環境でも快適に
- 将来的な4K映像出力や大容量ゲーム対応を視野に入れた設計
任天堂は「Switch2ではゲーム体験そのもののテンポを改善する」と発表しており、
microSD Express対応はその一環と考えられます。
Switch2におけるmicroSD Express採用は、
単なる規格変更ではなく「次世代ゲームロードの基盤」です。
従来カードとの互換性は失われますが、その代わりに
SSD並みの転送速度と快適さを手に入れた、と考えると分かりやすいでしょう。
おすすめのmicroSD Expressカード3選【2025年最新版】
Switch2ユーザーにとって、microSD Expressカード選びはゲーム体験の快適さを左右する重要ポイントです。
ここでは、任天堂Switch2で動作確認済み、かつAmazonや主要量販店で入手しやすい
信頼性の高い3モデルを紹介します。
【Nintendo Switch 2動作確認済】GIGASTONE 128GB microSD Express
コスパを重視するユーザーに最適な128GBモデル。
microSD Express対応で、従来のmicroSDと比べて約10倍の読み込み速度を実現しています。
Switch2本体での動作確認も取れており、ロード時間の短縮やセーブデータの読み書きがスムーズ。
- Switch2動作確認済みで安心
- 価格と容量のバランスが良く、入門ユーザー向け
- 小容量ながら主要ゲーム5〜7本を保存可能
軽めのタイトルや、DL専用インディーゲームを中心に遊ぶユーザーにぴったりです。
【Nintendo Switch 2動作確認済】GIGASTONE microSD Express 512GB
長時間プレイや大作タイトルを複数ダウンロードする方には、こちらの512GBモデルが最適。
同じくSwitch2動作確認済みで、容量の余裕と読み書き性能の高さを両立しています。
最新のPCIe 3.1×1規格に対応し、最大985MB/sの高速転送を実現。
- 512GBの大容量で安心
- 読み書き速度が高速でロードが圧倒的に短い
- デジタル版のマリオ・ゼルダ・ポケモンなどもまとめて保存可能
Switch2のヘビーユーザーや、DL専用派に間違いない選択です。
サンディスク microSD Expressカード 256GB
ストレージブランドとして世界的に信頼されるSanDisk(サンディスク)の最新モデル。
microSD Express規格に対応しながら、安定した書き込み性能と耐久性が特徴。
Switch2対応を明記した国内販売モデルも増えており、品質重視のユーザーにおすすめです。
- SanDiskブランドの信頼性
- データ転送が安定しており、ゲームデータ破損リスクが低い
- 256GBで価格と性能のバランスが良い
「迷ったらこれを選べば間違いない」と言える万能タイプの1枚です。
選び方のヒント
- 容量の目安:128GB(ライトユーザー)/256GB(標準)/512GB(ヘビー)
- 速度の目安:Expressロゴ付きなら、すべてSwitch2対応
- 注意点:従来のUHS-I/UHS-II microSDカードはSwitch2では使用不可
比較まとめ表
| 製品名 | 容量 | 最大速度(理論値) | 特徴 | 想定価格帯 |
|---|---|---|---|---|
| GIGASTONE microSD Express | 128GB | 約985MB/s | コスパ重視・動作確認済 | 約5,000〜6,000円 |
| GIGASTONE microSD Express | 512GB | 約985MB/s | 大容量・DL派向け | 約12,000〜14,000円 |
| SanDisk microSD Express | 256GB | 約900MB/s | 信頼性・安定性 | 約8,000〜9,000円 |
Switch2ではmicroSD Express専用スロットを採用しており、
この3モデルはいずれも「Switch2動作確認済み」+「公式規格準拠」の安心カードです。
速度・容量・信頼性のバランスを見て、自分のプレイスタイルに合った一枚を選びましょう。
Switch2のデータ保存容量と拡張の考え方
Nintendo Switch 2では、前世代よりもグラフィック性能が大幅に進化したことで、
ゲーム1本あたりのデータ容量も大きくなっています。
そのため、購入前に「どの容量のmicroSD Expressを選べばいいか」を知っておくことが大切です。
Switch2本体の内蔵ストレージは256GB
任天堂公式によると、Switch2の本体には256GBの内蔵ストレージが搭載されています。
しかし、実際にゲームデータやアップデート、セーブデータを保存していくと、
システム領域を除いて約200GB前後しか自由に使えません。
つまり、ダウンロード版を多くプレイする人は外部ストレージ(microSD Expressカード)の追加が必須です。
ダウンロード版ゲームの容量目安
Switch2世代の主要タイトルは、従来よりデータ容量が大きくなっています。
下記は、代表的なタイトルのダウンロードサイズの目安です。
| タイトル | 容量の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom | 約18GB | グラフィックデータが多い大型タイトル |
| スーパーマリオブラザーズ ワンダー | 約8GB | 2D系でもテクスチャが高精細化 |
| スプラトゥーン3 | 約9GB | 定期アップデートで容量増加傾向 |
| マリオカート8 デラックス | 約7GB | DLCでさらに拡張あり |
| ポケットモンスター スカーレット/バイオレット | 約12GB | アップデートで容量上昇中 |
容量ごとの保存目安(実用値)
| カード容量 | 保存できる目安タイトル数 | 向いているプレイスタイル |
|---|---|---|
| 128GB | 約5〜7本 | ライトユーザー向け/主にカートリッジ使用 |
| 256GB | 約10〜15本 | ダウンロード派・複数タイトルを遊ぶ人 |
| 512GB | 約20〜30本 | 大作タイトル中心/長期間保存したい人 |
| 1TB | 約50本以上 | 完全DL派・複数アカウント利用者向け |
Switch2はmicroSD Expressで最大2TBまで対応しており、
今後ゲーム容量がさらに増えても十分に拡張できる設計です。
microSD Express選びのコツ
- 容量が増えるほど、転送速度と安定性が重要になる
- 長く使うなら「耐久・温度性能」もチェック(高温下での安定性)
- できるだけSwitch2動作確認済みモデルを選ぶ
Switch2では本体ストレージだけではすぐに容量が足りなくなります。
プレイスタイルに合わせて、128GB/256GB/512GB/1TBのいずれかを早めに検討しておきましょう。
特にダウンロード派の方は、microSD Expressカードを導入することで、
ロード時間短縮・快適な保存管理の両方を実現できます。
FAQ|よくある質問と回答
Switch2のストレージやカード互換性は、発売後も多くのユーザーが混乱しやすいポイントです。
ここでは、特によく寄せられている質問をわかりやすくまとめました。
Q1:Switch1や有機ELモデルのmicroSDカードは使えますか?
A:使えません。
Switch2はmicroSD Express専用スロットを採用しており、
従来のUHS-I/UHS-II規格のmicroSDカードは認識されない可能性があります。
外観は同じでも内部通信方式が異なるため、
旧カードを無理に挿すと認識不良やエラーが起きることがあります。
Q2:microSD ExpressカードはSwitch1やSwitch(有機EL)でも使えますか?
A:使えません。
旧世代SwitchはmicroSD Expressスロットを搭載していないため、
Expressカードを挿しても通信ができません。
互換性は一方向(Switch2のみ対応)と考えましょう。
Q3:microSD Expressカードはどのメーカーを選べばいい?
A:Switch2動作確認済みのモデルを選ぶのが安全です。
特にGIGASTONE、SanDisk、Samsung、Lexarといったブランドは
国内流通も多く、Switch2対応を明記している製品が増えています。
Expressロゴ(EX)が印字されているかどうかをチェックしましょう。
Q4:容量はどのくらいが最適ですか?
A:遊び方によります。
- パッケージ版中心 → 128〜256GB
- ダウンロード中心 → 512GB〜1TB
Switch2は最大2TBまで認識可能なので、
今後のタイトル増加を見越して余裕を持たせるのが安心です。
Q5:データ移行はどうすればいい?
A:旧SwitchのmicroSDカードから直接移行はできません。
任天堂公式が提供する「データ移行ツール」または「クラウドバックアップ(Nintendo Switch Online)」を使用する必要があります。
データを一度PCなどに保存し、Switch2用microSD Expressへ再配置する方法もあります。
Q6:安価なmicroSD Expressでも大丈夫?
A:動作はしますが、信頼性・書き込み速度・耐久性に差があります。
特に安価なノーブランド製は熱暴走や書き込みエラーが起きやすいため、
Switch2公式動作確認済み・保証付き製品を選びましょう。
補足:microSD Expressカードの見分け方
- 「microSD Express」または「EX」ロゴ入り
- パッケージに「PCIe/NVMe」対応と明記
- Switch2対応マークがあるものは特に安心
まとめ|Switch2のmicroSD Express対応は次世代ストレージ戦略
Nintendo Switch 2が採用した「microSD Express」仕様は、
単なる規格変更ではなく、任天堂の次世代ストレージ戦略といえます。
PCIe接続による高速転送と高耐久化は、
大容量化する最新タイトルに対応するための必然的な進化です。
従来のmicroSDカードは、通信方式そのものが異なるため非対応。
今後のゲームデータ管理やダウンロード体験を考慮すると、
Switch2ユーザーにとってmicroSD Expressカードの導入は実質的な必須事項です。
性能・安定性・寿命のすべてをバランスよく備えた
動作確認済みモデルを選ぶことで、
ロード時間の短縮とデータの安全性を両立できます。
Switch2を長く快適に使うための第一歩は、
「正しいストレージ規格を選ぶこと」——
このシンプルな選択が、次世代ゲーム体験を最大限に引き出します。
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